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『仲居は稼げるけど大変だからやめておけ!』ってネットで見たことがあるけど実際どうなんだろう??
『仲居』は初めての人には正直大変な部分が多いです!しかし、事前に働くコツを知っておけば、初心者でも十分働けるお仕事なんですよ!
仲居は客室係とも呼ばれていて、簡単にいうとお客様の宿泊の間のお世話係りです。
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到着したお客様のお出迎え |
荷物をお部屋まで運んであげる |
館内を説明しながらお部屋まで案内する |
お客様の夕食・朝食をお出しする |
お客様が帰るときはお見送りをする |
なんだか仲居さんってお母さんみたい。
その通り!子供の面倒を見るお母さんみたいなお仕事なんです! 繁忙期で忙しい時期は朝早くから夜遅くまでずっと動きっぱなしの過酷なスケジュールをこなさなくてはいけない職種でもあります。
仲居の1日のスケジュールと仕事内容を併せて解説していきますね!
朝6:30に出勤なので、起床は5時半から6時くらいになります。
私はブログを書いたりしているので、4:30に起きることもありました。
住み込みで働いているので、寮と旅館の距離は徒歩5分ほど!
寮と旅館が繋がっているところもあるのでその場合最短1分で出勤できる場所もあります!
出勤して着物に着替えたら、調理場からパントリーへ料理を運んで朝食の準備をします。
担当の部屋(席)が何時からの朝食なのか、料理は全部揃っているかなどを確認します。
朝食の提供場所は勤務先によって異なります。
お部屋まで朝食を運ぶ場合と、お食事処で召し上がっていただくケースがあります。
朝食時間の15〜30分前にはお客様の部屋にお布団をあげに入ります。
シーツや枕カバーを剥がして、布団を畳んで押入れにしまい、テーブルや座椅子をセットしてシーツなどは一度パントリーへ持ち帰ります。
シーツなどを持ち帰ったあとに料理を準備してお客様の部屋に運びます。
布団をあげた直後だと、埃が舞っていてすぐにテーブルを拭いたり料理を置いたら埃が入っちゃうから一度パントリーに戻って時間を置くの。
朝はお客様が寝ていたりお風呂に行ったりしていて、自分の思っていた時間で動けないことも多いので、臨機応変に対応することが必要です。
各テーブルに朝食セットの準備をして、お客様を待ちます。
部屋食の場合は、時間になったらお客様のお部屋に朝食をお持ちします。
部屋に朝食を運んだあとはパントリーか更衣室で待機をします。
他の部屋の対応や洗い物などがあればしますが、特に何もなく待つだけであれば自由にしていてOKです。
一人の時は携帯を見ていたり、ゆっくり目を瞑って休憩していることもあります。
食べ終わったらお客様からフロントに電話をしてもらい、フロントから食事終了の連絡がきたらお部屋に入って片付けをします。
旅館によっては、仲居がそのままお部屋でチェックアウトの精算をするところもあります。
お客様のチェックアウト時間に合わせてフロント前に行き、お見送りをして終了です。
食事処の場合は時間にオープンして、来たお客様を席までご案内して朝食の説明をします。
朝食の後は片付けをして中抜け休憩です。
朝のお仕事が終わったら一旦休憩に入ります。
この時間にお昼ご飯を食べたり、お昼寝をしたり、勉強をしたり、午後の仕事まで体を休めつつ好きなことをしてOKですが、はじめのうちは疲れて寝る人が多いです。
客室の清掃を誰が担当するかは、旅館によって異なります。
大きめの旅館だと清掃の係が別にいることが多く、仲居の仕事ではありません。
また、小さい旅館だと担当したお部屋の清掃まで仲居が行う場合もあります。
清掃までする場合の朝の勤務終了時間は、だいたい12時頃になります。
午後はお客様のチェックインに合わせて出勤です。
まずは自分の担当の部屋のお客様が到着しているかを確認をします。
到着していたら夕食時間の確認、到着していなかったら、到着した時にお客様をお部屋までご案内してお茶を入れます。
この時に夕食時間やアレルギーの確認をします。
お客様をご案内するためには、館内を把握している必要があるので、時間がある時に館内を歩き回ってみるといいですよ。
ご案内がない時間は夕食準備を進めます。
お客様の料理ランク(料理の種類)の確認をします。
旅館によってはたくさんの料理ランクがあり、覚えるのが大変です。
わたしが働いていたところでは7種類以上の料理ランクがありました。
担当のランクの料理を調理場からパントリーに運びます。
調理場にお刺身や焼物などが並べられているので、自分の担当の数だけ数えて持っていきます。
数を間違えると、他のところで足りないなんてことのなるので注意が必要です。
調理場の人ともコミュニケーションを取っておくと、仕事がやりやすくなるよ!
時間になったら部屋食の場合はお客様のお部屋に料理を運びます。
ドリンクを頼まれたら作ってお部屋までお持ちして、タイミングを見ながら順番に料理を運びます。
デザートまで食べ終わったら布団を敷いて終わりです。
下の動画は、実際のお布団敷きの様子です。
もし、次の日が休みで朝食の担当が他の人になる場合は、お客様に挨拶をしてからお部屋を出ましょう。
食事処はお客様の名前と部屋番号を確認してから席までご案内して、順番に料理を運びます。
料理ランクごとに席が違うので、違う席に案内しないように気をつけます。
一通りお仕事が終了するはだいたい夜の9時頃になります。
夕食の片付けが終われば1日のお仕事終了です。
次の日のために温泉に入ってゆっくり休みましょう。
なんか楽しそうでそんなに大変そうな感じがしないけど??
ではここからは仲居の仕事がどうして過酷だと言われるのかを詳しく説明するね!
仲居のお仕事が過酷だと言われる原因には以下の5つの要因があります。
1. 重いものを持つことが多く結構重労働 |
2. 覚えることが多い |
3. 中抜け勤務で拘束時間が長く感じる |
4. たすき掛け勤務で1日休めないこともある |
5. 複数のお客様の担当を担当するのでめちゃめちゃ忙しい |
仲居は意外と力仕事になります。
ご案内の時にお客様の荷物を全てお部屋まで持ちますが、宿泊用の荷物は重いことが多いです。
重すぎて腕がちぎれるかと思ったこともあったよ。。
他に、料理の準備や片付けの時には旅館の規模にもよりますが、10〜100人くらい、団体の場合は300人以上の料理やお皿を運ぶのでとても重いです。
下の写真のような量の食器を持ち上げたり、運んだりするのでかなりの重労働になります…
また、部屋食の場合は立ったり座ったりを繰り返すので腰や膝にも負担がかかります。
わたしは初めての仲居で膝を痛めました。
それからは必ず制服の下に膝のサポーターをつけて仕事をしています。
バレーボールで使ってる下のようなサポーターががあると全然膝が痛くなくて楽チンです!
料理の種類がたくさんあるので、それぞれのメニューを覚えないといけません。
覚えるまではメニューを見ながら料理を出したりしますが、1人で1日3種類の料理を担当することもあり、間違えるとお客様や他の仲居さんに迷惑を掛けてしまうので、間違えないようにとても気を使います。
スマホOKのところであれば、料理やセットは写真を撮ったほうが覚えやすいでしょう!
料理の他にも客室案内のために館内のどこに何があるか、売店の営業時間なども覚える必要があります。
なので仲居はメモが必須です!
部屋案内でよく聞かれることをまとめてみました。
覚えておくとお客様にスムーズにご案内できますよ!
CHECK |
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チェックアウトの時間は?(料金追加で延長できる?) |
お風呂は何時から何時まで入れる? |
大浴場の男女の入れ替わりはある? |
大浴場のロッカーに鍵はついてる? |
大浴場に子供用の椅子ある? |
大浴場にベビーベッドある? |
お風呂はタオル持って行ったほうがいい? |
夜は正面玄関しまる? |
お土産買いたいんだけどオススメある?売店の営業時間は?発送できる? |
売店の買い物は部屋付けで最後に全部清算できる? |
近場でオススメの観光地ある? |
Wi-Fiある?パスワードは? |
水道水飲める? |
宿の創業何年? |
仲居を始めたばかりの頃は、料理を出す時はお客様1組に対して1枚自分用にお品書きを準備していました。
お品書きの、出した料理のところに線を引いてチェックして、次の料理は何かを必ず確認して間違えないようにしていました。
中抜け勤務とは、朝働いてお昼に長めの休憩を取り、また午後から働く勤務体系のことです。
お昼に休憩はあるといっても、朝早くから夜遅くまで働くので、拘束時間が長くなり、自分の時間がうまく取れなくなることもあります。
慣れるまでは中抜けは寝て過ごして夜寝れなくなる、という人も多いです。
慣れてきたら中抜け休憩で勉強をしたり、お散歩にでたりすると、夜の仕事終わりはぐっすり寝て、規則正しい生活と充実した時間が過ごせます。
わたしは中抜けでブログを書いたり、本を読んだり、天気のいい日は同僚と近くをお散歩したりカフェでおしゃべりをしたりしています。
しかし、ずっと活動していると午後に疲れてしまうので、必ず15〜30分はお昼寝をしてから午後の出勤をしています。
通常、朝→夜で1日カウントになりますが、たすき掛け勤務は宿泊の担当のお客様に合わせて夜→朝で1日のカウントとなります。
通常勤務 | たすき掛け勤務 |
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6:30~21:00 | 15:00~11:00 |
たすき掛けの場合、15時頃から仲居の1日が始まります。
お客様のチェックインに合わせて出勤して夕食対応、翌日朝出勤して朝食対応、そしてお客様チェックアウト後のお昼頃に1日が終了です。
たすき掛け勤務は同じお客様を担当するために、お部屋食の職場に多いです。
連休がない限り1日休みがないので休んだ気になれず辛いと感じることもあります。
職場を決める時に派遣会社の担当さんに休みは「たすき掛け」かどうか確認してから仕事を決めるようにすると回避できます。
たすき掛けの旅館に行ってしまっても、派遣でも希望休を取ることはできるので、希望休で2連休を取れば丸1日休める日を作ることもできますよ!
下の写真を例にすると、この月の休日は2日、6日、14日、20日、26日、28日です。
しかし、たすき掛け勤務で連休がなかったので午前か午後は必ず仕事があり、結果毎日働いています。
仲居は1人でだいたい2〜4組のお客様を担当します。
人数にすると4〜12人くらいです。
1の部屋は次の料理を出さないといけない!
2の部屋ではドリンク頼まれた!
3の部屋で片付けて布団を敷かないと!
など、効率よく動かないと時間に追われてかなり忙しくなります。
お客様の要望が多いと、「どの部屋だっけ??」とわからなくなることがあったり、「次来る時にお水を持って来てください!」と言われていたのに忘れちゃった!!!となることもあります。
そんな時は慌てず、1つずつ整理しながら動きましょう!
どうしても時間がかかってお客様をお待たせしてしまいそうな時は他の仲居さんに助けを求めてひとりで抱え込みすぎないようにしましょう。
わたしは、料理が遅れそうなことが初めからわかっている場合は、お客様に「次のお料理は少しお時間いただくかもしれません」と言っちゃいます。
仲居ってやっぱり大変そう。。
でも以下のような良いこともあるんですよ!
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1. 温泉に入れる |
2. マナーを学べる |
3. 手に職をつけられる |
4. チップがもらえる |
5. 美味しい料理が食べられる |
お客様と同じ温泉に入れるところや、従業員用の温泉があるところもあります。
仕事終わりに毎日温泉に入って疲れを取るという最高の贅沢ができます。
旅館によっては温泉NGのところもあるので、温泉入浴可のところを選ぶと良いですよ。
仲居のお仕事をすると以下のようなものを覚えることができます。
着物の着付け |
上座下座に関する知識 |
お茶の淹れ方 |
襖の開け閉めなどの綺麗な所作・マナー |
どれも女子力がUPするようなものばかりです。
これらをひとりで勉強して覚えるにはちょっと面倒と思いがちですが、仕事をしながら覚えられるので一石二鳥です。
仲居の仕事を一度覚えたら、どこに行っても働けます。
70歳を超えて仲居をやっている人もいるくらい観光業界は常に人材不足と言われているので、「仕事がない!」というようなことにはなりません。
どこへ行っても経験者としてとても重宝されます。
お客様からチップ(お心付け)をもらえることがあります。
1回の金額は1000〜5000円くらいですが、チリも積もれば山となりますよね。
調理場の人から料理を分けてもらったり、キャンセルになった料理を『食べてもいいよ』と貰うこともあるので、旅館の美味しい料理を食べられることもあります。
私は長く仲居をしているので、初心者さんでも上手く働くための3つのコツを教えちゃいます。
POINT |
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1. 雑談とスルーを使い分ける |
2. ペースは自分で握る |
3. 引き継ぎを確実に行う |
お部屋に案内する時に、お客様とたくさん雑談をして仲良くなっておきましょう。
話が苦手な人は『どちらからいらっしゃったんですか?』と聞いてみたり、旅館の周辺環境を頭に入れておいて、オススメの場所を言えるようにしておくと良いですね。
遠くから来た人には、『お疲れでしょうから温泉に入ってゆっくりしてください』とかもアリです。
仲良くなっておくと、万が一急なアクシデントや料理提供に時間がかかってしまった時に、クレームになりにくいです。
「雑談しましょう」と言いましたが、それは時間がある時の話です。
仲居は1人で3〜4部屋(席)担当することが多いので、食事が始まると時間に追われてかなり忙しくなります。
お客様をお待たせさせないように料理を準備して出して説明までしなくてはいけません。
話の好きなお客様がいると話につかまることも多く、他のお客様の料理提供が遅れたり、影響が出ることもあります。
食事中も仲居との会話を楽しみたいお客様も多いので全てスルーするのはNGですが、キリのいいところで下がれるように話を上手くかわすことも大事です。
タイミングを見極めてお話をしたりスルーしたりしましょう。
わたしがそういう時によく使う言葉は 「次のお料理準備してくるので一旦失礼します(お待ちくださいね)。」です(^^)
食事時間はだいたい1時間半〜2時間くらいが目安のところが多いですが、話してばかりでなかなか食べず遅いお客様がいて困ることがあります。
食事のペースは自分で作っていきましょう。
「温かいうちに食べた方が美味しいので先にお召し上がりください。」
「コンロの火が10分で消えちゃうのでその間に食べてください。」
「説明聞いてないなー」と思うときは同じことを2回言っても良いでしょう。
例えば部屋食で、朝と夜で担当が違う場合は、夜の担当が朝の担当のために引き継ぎを残しておくことが大事です。
お客様が「昨日の仲居さんに話してたのに伝わってないんだ。。」「また同じことを話さないといけないのか。。」とならないためにも、夜にドリンクは何を飲んだのか、どんな話をしたのか、子供がいる場合何才くらいで食事のお皿は何を準備したらいいのかなど、出来るだけ細かく書いておくことです。
チェックアウト後にどこに観光に行くのかがわかっていれば、朝食の時にその観光地のパンフレットをお渡ししてお客様に喜んでもらうことができますし、引き継いだ仲居さんにも仕事ができる子だと思われるようになります!
お客様に最後まで気持ちよく過ごしてもらうためには引き継ぎはとても大事です。
毎日着物を着て働くのは大変そう・・・
仲居の制服には着物以外にも以下のような種類があるんですよ! それぞれの特徴を説明していくね!
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本式着物 |
二部式着物 |
作務衣 |
どれも普通に洗濯機で洗濯ができます。
本式着物はシワになりやすいので要注意!
汚れなければそんな頻繁に洗わなくて大丈夫です。
期間満了で制服を返却する時も、クリーニングには出さずに洗濯をして綺麗に畳んで返せばOK!
着替え時間15分
着付けはできなくても教えてもらえます。
本式着物は着ているだけで背筋がビシッと伸びます。
着慣れていないと、はじめのうちは動きにくいかもしれません。
初めて着物を着た時は2時間かかっても着れなかったけど、慣れた今では10分くらいで着れるようになったよ!
着替え時間5分
上下分かれている着物で、下は巻くだけ、上は着るだけなので、本式着物よりも簡単に着ることができます。
着てエプロンをするだけの、一番簡単に着れる制服です。
男性の仲居は着物ではなく作務衣を着て働きます。
着替えも洗濯も簡単で、仲居の仕事が初めての人は、制服が作務衣のところから選ぶと動きやすくていいですよ。
リゾートバイトの時給はだいたい1,100円前後のところが多いですが、仲居の時給は1200円以上のところが増えていて、リゾートバイトの中では稼げる職種です。
月の手取りはおよそ20〜30万くらいです。
実際にわたしのお給料を公開しちゃいます。
また、仲居のメリットでも書きましたが、チップをもらえることもあるので、お給料の他にお小遣いがもらえる感覚です。
チップは勤務する旅館によってルールが以下のように異なります。
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全部自分でもらえる |
全部回収される |
一度回収されてみんなで分ける |
このように、旅館によってルールがあるので、チップをもらった時はどうしたらいいかを確認しておきましょう。
わたしが働いたところは全部自分でもらえたので使わずに貯金していました。
わたしは、4ヶ月働いてチップだけで37000円貯めることができました。
わたしが仲居で月に30万円以上稼いだ体験談を記事にしています。
全国の有名観光地の稼げる繁忙期リストも公開しているので、ぜひご覧下さい↓
作成中
仲居は女性のお仕事だと思っていませんか?
今は男性の仲居も多くなってきていて、男性の仲居が部屋食をやっているところもあるんですよ。
特に20〜30代の男性が多く働いています。
また、宴会場などは力仕事も多いので男性の仲居が担当することも多いです。
一緒に働いた男性の仲居さんに話を聞いてみました。
仲居の仕事で、男だからこそ気をつけていることってある??
特に若い女性のお客様の部屋を担当する時は、返事があるまでは絶対に部屋に入らないようにしていたし、部屋に入るタイミングは気をつけていたかな。お客様が着替えているところに入ってしまったら大変だし、女性は知らない男性に見られたくないものが多いだろうからね。
たしかにそれはお互いに気まづいしクレームにもなりかねない。 私も、返事がないお客様の部屋に入ったことがあって、お客様がまだ寝てたり、きゃーーー!なこととかあったよ(笑) 仲居をやってて、やりづらかったこととかある??
年配の女性のお客様には特に可愛がってもらえたけど、男性のお客様からは、『女の仲居が良かった』って言われることもあったなあ。
『仲居=女』ってゆーイメージがあるから、そりゃ男性のお客様は女の仲居が良いよね(笑) 逆に、仲居をやって良かったと思うことはある??
荷物運びや宴会場のテーブルセット、片付けのお皿など力仕事を多く任されて、女性の仲居さんから頼りにしてもらえたことかな。重いものを運ぶことで自然と筋トレにもなったしね!男の仲居ってだけでお客様には驚かれることが多かったけど、そこから会話が弾んだりしたよ!
仲居は、部屋食・食事処・宴会場など様々な仕事がありますが、仲居が初めての場合は食事処や宴会場勤務のところから始めるのがおすすめです。
部屋食は、一通り教えてもらったらお客様の部屋にひとりで入るので、何かあった時に頼れる人がいません。
予約状況によってはパントリーに完全にひとりという日もあります。
慣れてくるとひとりで自由に働けて良いのですが、食事処や宴会場は一緒に接客をする仲間がたくさんいて初心者にはとても心強く、楽しく働けます。
仲居は大変そうだからやりたくないという声もよく聞きますが、やってみると実は楽しかったということも多いので一度経験してみてはいかがでしょうか。