夜職って華やかなイメージだけれど、実際はどんなことをするんですか?昼職との違いは?
基本的には異性を相手とした接客が仕事だよ。昼職に比べて短時間で稼げるけれど、その分デメリットも多いから、よく考えて働くか決めよう。
良いことばかりではないんですね…。詳しく教えてください!
Contents
夜職に分類されるのは水商売と風俗で、いずれも異性を接客するのが主な仕事内容です。
夜職と言っても、働いている時間帯は関係ありません。
一般の仕事の夜勤は夜職ではないため、間違えないよう注意してください。
夜職の水商売・風俗について、詳しく解説します。
水商売の主な仕事内容は、お客様と楽しく会話をしながら、お酒を作ったり煙草に火をつけたりすることです。
水商売は時給制のところが多く、指名本数や売上に応じての時給アップや、指名バック・ドリンクバックなどの還元があります。
ただし、スナック・ラウンジは時給アップやバックがないことも多いので、ご注意ください。
水商売の営業時間は、夜7~8時から深夜0~1時までが一般的です。
実際の営業時間はお店によって異なるので、面接の際に必ず確認しておきましょう。
デリヘルやソープなど、性接待を行う夜職は風俗に分類されます。
詳しい内容は職種によって異なるので、面接を受ける際は事前に確認しておきましょう。
風俗は日当制なので、すぐにまとまったお金が必要なときに役立ちます。
ただし、1人もお客様がつかなかった日は、日当0円になるのが難点です。
日当0円を回避したい人は、最低保証ありのお店を選びましょう。
店舗型風俗の営業時間は、日の出から深夜0時までと定められています。
対してデリヘルは、24時間営業が可能です。
風俗は自分で出勤時間を決められるので、自由に働きたい人に向いています。
昼職とは大きく異なる、夜職ならではの特徴は次の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
夜職は、どの職種を選んでも昼職より高いお給料が貰えます。
時給は地域によって異なりますが、キャバクラの場合、時給2,500~5,000円ほどが一般的です。
もちろん人気があればもっと貰えますし、人気がなくても最低2,000円程度は貰えるので、昼職よりも楽に稼げます。
人気が出れば、月収100万円以上も軽く稼げてしまうのが夜職の世界です。
それゆえ、夢がある・華やかなどのイメージが強まっています。
夜職ではルックスが重視されるため、外見が良いだけでかなり有利です。
たとえば、高時給を設定してもらえたり、良いお客様の席へ優先的につけてもらえたりします。
対して昼職では、外見を基準にお給料が変わることはありません。
基本的に日払いOKなのも、夜職の特徴です。
風俗は全額日払いが基本ですし、水商売でも多くのお店が日払いシステムを導入しています。
ただし、水商売は全額日払いには対応していないため、ご注意ください。
対して昼職では、日払いを希望するなら単発バイトをするしかありません。
すぐにお金が必要なときは、夜職で働くのがおすすめです。
昼職では休憩を除いて8時間ほど働くのが一般的ですが、夜職では6時間ほどしか働きません。
短時間の勤務で昼職よりも稼げるのは、夜職の良い点です。
ただし、水商売の場合は、勤務時間外の仕事もたくさんあるのでご注意ください。
仕事前の同伴・仕事後のアフターだけでなく、日頃からお客様と連絡を取るのも、水商売の仕事です。
メリットの多い夜職ですが、昼職のような正社員制度は女の子に用意されていません。
福利厚生や有給も存在しないため、ご注意ください。
対して昼職では、バイトから働き始めても正社員になれる場合があります。
正社員として働き、福利厚生も受けたい人は、昼職がおすすめです。
夜職は18歳から始められますが、年齢と共に需要が減ってしまいます。
ピークは25歳くらいで、その後は徐々に人気が下がるのが一般的です。
とくにキャバクラでは、女の子・お客様ともに若い人が多いため、25歳を超えるとおばさん扱いされるのも珍しくありません。
30歳以降も夜職を続ける場合、ラウンジやクラブに移行する人が多い傾向にあります。
ただし、30代でクラブ未経験はやや厳しいため、20代のうちから経験を積んでおくのがおすすめです。
夜職で働くなら、次のようなデメリットもあると知っておきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
夜職で働くと、若くして簡単に高収入を得られるため、金銭感覚が狂ってしまう恐れがあります。
金銭感覚が狂うのを防ぐためにも、日頃から無駄遣いしないように心がけましょう。
一度上がった金銭感覚を下げるのは、想像以上に大変です。
お金をたくさん使うことに慣れてしまうと、夜職を辞められずにズルズルと働き続けてしまうので、注意してください。
夜職では、女の子同士で揉めることが非常に多いため、ある程度のトラブルは覚悟しておきましょう。
指名制度があったり、女の子によって時給に差があったりする以上、妬んで嫌がらせをする人は一定数います。
単なる妬みでいじめを受けている事例がありました。
お客様を取った・取られたなどの揉め事から、態度が気に入らないなど、嫌がらせの火種はさまざまです。
陰口や嫌がらせは当たり前の業界なので、メンタルが強くないとやっていけないかもしれません。
仕事をする上での必要経費が多いのも、夜職の難点です。
職種によっても異なりますが、ヘアセット代・送迎代・ドレス代や、通ってくれているお客様へのプレゼント代がかかります。
夜職では、自分の見た目を綺麗に保つのも仕事の内です。
美容院・ネイル・エステ・化粧品など、美容にかかるお金も必然的に多くなってしまいます。
高級店ほど、美容やお客様との付き合いにお金がかかるのが一般的です。
経費をあまりかけたくない場合は、働くお店のレベルも落とす必要があります。
風俗に抵抗があって水商売を選択する人も多いですが、夜職ではお客様からのセクハラは避けられません。
会話がメインの仕事の水商売であっても、お客様は女の子目当てで来店しており、お酒も飲んでいるからです。
人は、酔うとどうしても欲望が表に出やすくなります。
下ネタを言われたり体を触られたりするのは、水商売あるあるです。
お客様からのセクハラを嘆いている声があります。
セクハラをするお客様の中には、無理やりキスをしようとしたり、体の関係を求めてきたりする人もいます。
優良店であればスタッフが注意してくれますが、セクハラしづらい雰囲気作りも大切です。
お客様がストーカー化する恐れがあるのも、夜職の難点です。
特定の女の子目当てで通ううちに、恋愛感情を抱いてしまうお客様も一定数いるので、十分注意してください。
キャバクラから風俗に職種を変えても、ストーカーされている事例があります。
お客様をストーカー化させないためには、勘違いさせるような言動や、恨みを買うような行動を避けましょう。
相手の恋愛感情を利用して、お金がないのに無理やり通わせるなどの稼ぎ方は、おすすめしません。
自分の個人情報をお客様に教えないのも、ストーカー化を防ぐ上で大切です。
本名や最寄り駅など、嘘の設定をあらかじめ決めておけば、お客様からしつこく聞かれたときも焦らなくて済みます。
夜職は、ストレスが溜まりやすい仕事です。
女の子からの嫌がらせ、お客様とのトラブルやセクハラ、お店からのプレッシャーなどで病む人は少なくありません。
夜職はおすすめしないと、呟いている声もあります。
病んでしまうのを防ぐには、適度なストレス発散と、無理をしないことが大切です。
つらくなってきたら休みを増やすなど、工夫して働きましょう。
夜職のまとめ |
---|
水商売と風俗が夜職に分類される |
昼職と比べて短時間で高収入を稼げる |
25歳から徐々に需要が減る業種 |
ストレスが溜まるのでメンタルが強い人向け |
稼げる分、精神的な負担が大きい仕事なんですね…。
とくに水商売は人間関係のストレスが多いから、覚悟の上で働こう。体験入店をたくさんして、働きやすいお店を探すのも大切だよ!